台風10号のふりかえり(CA)(レジリエンス 組織づくり)- 2024-09-11

先週 月1回開催している防災等対策会議にて台風10号対応のふりかえり(PDCAのCA)を行いました。雨量が酷く台風の進路が定まらないパターンでしたが、おおよそ適応できたと思います。主に下記の点を協議いたしましたのでご報告いたします。
●適応できた点
①施設サービス 1階フロアの垂直避難
➂在宅サービス 業務中止と施設業務サポート
➂社内外からアクセスできる専用危機管理アプリで情報共有・判断(危機警戒対策本部にて使用)
●今後の課題解決
①施設サービス
垂直避難時の感染対策を更にバージョンアップさせる必要がある。
→ サポート人員は間接業務に割り振る
→ 避難者が使用する動線、トイレ等のゾーニング
②在宅サービス
施設内で垂直避難するほどのレベル」の場合、迷わず業務中止するが主に居宅介護支援事業所との事前すり合わせがうまくいっていない。特に認知症独居の方の孤立(食事など)への対処が必要。
→ 警戒レベル4以上の行動指針を重要事項説明書に追記し文書で配布・説明
→ 孤立させない策として海光園のショートステイ利用の促し
→ 居宅部会、訪問部会で地域課題として提議
➂通勤
出社できても道路封鎖や交通機関運休で帰宅できない場合の宿泊スペースが必要
→ 風水害の場合は4階、そのほかの場合は2階を基本に設定

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防災士養成講座レポート③(レジリエンス 組織づくり)- 2012-09-11

防災士養成講座も第三週目に入りました。あともう少しで修了。震災から一年半となった今回は、いつも以上に重く受け止める回となりました。

【火山災害一般と富士山 】日本大学教授 鵜川氏
■火山
予測が非常に難しい自然現象の一つである。過去100年程度以内に火山活動の高まりが認められているものは18箇所。そして数十年程度の間、頻繁に噴火しているのは、十勝岳、浅間山、阿蘇山、桜島などを含む23箇所。きになる富士山は、どちらにも属しておらず、「現在異常は見られないが過去の噴火履歴などから噴火の可能性が考えられる」レベルである。
■噴火の予知
様々な観測網をひいているが、予測ができるのは時期、場所であり、その規模、様式、推移については、その時になって見ないと分からない。また時期についても、台風のように「何日前から予測」とは言えず、予兆(誘発地震、地殻変動の異常など)もなく、突然始まる事もある。
■富士山の活動
海外の事例から大きな地震の後に、噴火していることが多く、(チリ、スマトラなど)巨大地震との因果関係は不明だが、傾向としてはあり得るため、3・11で三分間くらい揺れた富士山も、注意深く観察する必要がある。

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