★食の安全(PenName まんぼう)- 2012-03-26

3月下旬ではありますが、まだまだ北風が冷たい今日この頃。本当に桜は今週開花するのだろうか・・・・と思っていると「ピロロ~ピロロ~♫」 山から春の歌声が聞こえてきました!鳥の名前は分からないのですが、毎年山峰にこだまする美声で春の訪れを伝えてくれます。

先日、デイサービスとユニット型で月1回提供している「平成23年度 選択食ベスト5」メニューを栄養士さんに出してもらいました。写真にあるハンバーグ&エビフライ定食は、残念ながら順位に入っておりませんが、やはり一日に三食体にいれるものは、質の良いものを取り入れたいです。(ベスト5は近日発表しまーす)

そんな折、2008年に公開されたアメリカ映画「FOOD INC」を観ました。
これは大量に肉や飲料を生産する農場ではなく”工場”と化している現実を映画化されたもの。正直、食欲がうせます。加工品は、もともと食べないように心がけていますが、更に(非常以外は)食べたくないなぁと思ってしまいました。

消費者が「安くて、美味しい、肉や甘いもの!!」と望むがために、農薬や抗生物質がたんまり含まれた飼料を、ひたすら食べ続け、糞まみれの状態で出荷される牛さん・豚さん・鶏さん達。それを殺菌するために、またまた塩素系の消毒をし、添加物で味を漬け込んだ見た目には美しい食品が、大型スーパーには所狭しと陳列されていました。

日本も、今、放射性物質については、とても敏感な反応をしていますが、食料事情を考えると他国に依存しないと養っていけない現状です。しかも、よその国では、どのような環境・工程で生産されたのか分からない・・・。

その映画の最後のテロップに印象に残る言葉がありました。
(正確ではないかもしれませんが、こんな意味です)
「あなたは一日3回 社会を変える機会がある(三度の食事をするときに、何を選んで何を食べるか)」
「まず地産の旬のものを食べよう」
「小さくてもいいから家庭菜園をしよう」etc・・・・

部位にもよりますが、細胞は30日~40日で入れ替わると聞いたことがあります。
今の細胞は一か月前に食べたものから出来ている。
食事を大切にすることは、自分を大切にすること、 再認識です。

海光園の取り組み「地産地消」は、やっぱりいいなぁ!!ヽ(^o^)丿