【レベル別研修】階層別『中堅A研修(全7日間)』が終了 (育成・キャリアアップシステム)- 2011-12-15

入社6年目の職員が対象となる中堅A研修が終了しました。今年の対象者は、全て特別養護老人ホーム所属の介護職3名です。前段階の中堅B研修から2年経過し、最終章の中堅A研修は「実践」をテーマとしています。

【内容】
〇実践編
それぞれ他事業所に2日間ずつ入り、柔らかい視点を養います。

  「相談員業務と事務局業務の実践」 ※写真上
  「特養日勤総括の実践」
  「サービス提供の仕組みとデイサービスの実践」
  「熱海市の救急実態を踏まえた活動状況(救急法)」

〇講義編
  「リスクマネジメントとは」 担当 看護師
  「個人情報保護&文書作成について 」 担当 事務局統括

こちらの写真は「特養日勤総括の実践」 の場面です。
日勤総括とは、日勤帯8:30~17:30の間の特養介護職の司令塔。全体の動きを把握し、フロアの職員では判断できにくいこと、申し送りをすべきこと、他職種・事業所への伝達等、細かな配慮と視野が求められます。

いつ、誰に、何を、どのように・・・いわゆる5W1Hを踏まえ、的確に物事を進めなければなりません。入社6年目とは言っても、緊張し、オロオロしてしまう場面も多いようですが、上に立って全体を引っ張っていく重要さや観点を感じることができる貴重な体験になったはず。

その他、生活相談員や事務局の仕事に入ることで、ビジネスマナーをチェックします。もちろん、服装はスーツ。電話・受付対応、常日頃の事務チェック、ご家族への関わり方など、社会性が求められます。

本人たちにとっては、瞬く間の2日間(合計6日間)の実践ですが、経験として何かしら頭に残る機会になったことを期待して・・・ 

育っておくれ、中堅諸君!

講義も1日あります (個人情報保護&文書作成について) 他事業所への実習(デイサービス) 消防のご協力をえて「救急法」