EPAによる外国人介護福祉士候補生(比現地説明会報告 )(育成・キャリアアップシステム)- 2017-08-01
当法人は、2012年よりEPA(経済連携協定)という日本とフィリピン間での人や物の流通を活性化させる仕組みを使った外国人の介護福祉士候補生受入れを継続しています。
これはフィリピンの看護大学を卒業、看護師資格を持ち一定条件をクリアした人だけが、日本で3年間介護現場で働きながら日本語を勉強して介護福祉士の国家資格に合格すれば、そのまま日本で働き続けられるという仕組みです。
現在、5名の候補生が従事しており、うち1名が介護福祉士合格しております。
今回は来年度2018年受入れをめざし、首都マニラまで受入れ説明会に参加してきました。フィリピンは電気供給が不安定なため、会場もかなり節電状態です。(照明が暗いのは、そのためです。)インフラや治安、日本とは異なる社会に触れることは世界が広がります。
会話は、全て英語です。既候補生も同行し、海光園のことを休みなく現地の方々に説明。その頑張りもあって、2日間で80名近くの候補生に会うことが出来ました。さてさて、どなたとマッチングできるかな?来年、日本で会えるが楽しみです。
日本の介護現場を支えるのは、外国からきてもらう「人」、そして日本の最新技術を使った「物」の掛け合わせです。
それをどのように組み合わせ、今よりも快適でハッピーな未来に繋げていくかが、私たちの仕事だと考えています。世界のどこの国も経験したことのない事態、前例のない道を、いま歩んでいます。
上空から撮影したマニラの街です | 朝は晴れていましたが・・ | 現在雨季のフィリピン。この日は台風9号の影響もあって雷雨。おかげで少し涼しかったです。 |