平成28年度【減災】全体訓練3回目(レジリエンス 組織づくり)- 2016-12-28
「レジリエンス認証」を取得した翌日、今年度第3回目の減災訓練を行いました。
今回は初のトリアージに挑戦。
なぜ、トリアージなのかというと、レジリエンス認証を申し込む過程でBCPを見直したところ、負傷者の重症度を識別し、手当の優先順位をきめる力をつけるべきだという切迫性を感じたことがキッカケです。まずは看護職から、トリアージ用のタグ、そして間接・直接圧迫止血法、骨折への応急措置のレクチャー。周囲にあるもので代用し、とにかく止血!骨折は固定! 人を搬送する方法のデモンストレーションもありました。
続いて実践です。
2グループに分かれて応急処置、毛布で搬送するところまでやってみました。
看護職がやっていると簡単そうに見えますが、実際にやってみると、腕一本、脚一本でも 重い!意識がある状態での重さですので、現実的に負傷して力が抜けている状態だと、素人の対処は至難の業だと実感しました。
この応急対応は、日常生活でも役立ちます。電車内、街中で急に具合が悪くなった方にもAEDや救急搬送の対応をする「勇気」につながります。まずは、自分が”できる”能力をつける。そうすると、組織全体の力が強くなっていく。気持ちがいいですね!
引き続き「強靭化」進めてまいります。