平成28年度熱海市総合防災訓練に初参加(レジリエンス 組織づくり)- 2016-09-05

9月4日(土)熱海市内一斉で行われる防災訓練である「熱海市総合防災訓練」に初めて参加してきました。(職員2名)
避難場所となっているのは私共とも交流のある「上多賀幼稚園」。 暑い中、地域の皆さま総勢224名の参加と、非常に意識の高さを感じました。実際には、グループを3グループに分け、①初期消火訓練 ②イメージトレーニング訓練 ③応急手当訓練  です。

①初期消火訓練では、ポンプ車からホースをつけ放水までの訓練を実施、大人二人で持たないと圧力が高い為なかなか狙いが定まりません。

②イメージとレーニング訓練では、土砂災害の際の対応をDVD鑑賞。災害時に人は、(まだ自分は大丈夫、自分は助かるから安心)=正常性バイアスが働き、いかにそれに抑制されず。避難警報がでたら避難を出来るかなどがとても重要だそうです。

③応急手当訓練では三角巾を使用した止血方法や毛布を使用。担架や担架が無い場合2人で持ち上げる方法など行いました。

南海トラフ大地震など騒がれている現在、各自治体を初め、自主防災意識が高くなってきており、大災害が起きた時は、消防・自衛隊がくるまで、【自分の身は自分が守り】近隣の住民との協力が必要不可欠であります。このような自主防災は、意識付けの部分でも極めて大事なことと実感できました。

施設内での対策も必要ですが、私共も地域の一つとして「できること」だけを想定するのではなく「助けて頂くこと」も必要です。イザというときに、ともに手を取り合って助け合う。日頃から顔と顔を合わせておくことが、危機管理の一つと言えますね。
 

参加者Yさん 消防士さんへ積極的に質問 ②イメージトレーニング(DVD観賞) ③応急手当(搬送)