平成28年度 【減災】全体訓練(レジリエンス 組織づくり)- 2016-06-23

今年度から三か月に1回、全事業所合同で「減災訓練」を実施することになりました。防災ではなく減災としたのは、いつ起こるかわからない災害を食い止めることが出来ない、しかしそれへの災難を減らすことはできる。
その為の訓練をしていこうという意図が入っています。

第1回目の訓練は、10時半開始ということだけをつたえ、何を想定した訓練なのかはアナウンスを聴いて行動するという方法を取りました。始めは「地震」を想定していましたが、当日は強い雨が降っていた事を受けて、急きょ「風水害」に変更。

10時半の「訓練、訓練・・・・」というアナウンスを聞いた途端、「地震だ!」と思い込みテーブルに隠れた方も居たようですが  「 動く前に、よ くアナウンスを聴いて~」 の一言で、一同耳を澄ませば・・・ 地震ではなく【大雨警報】。 それならばと、土砂災害や床下下浸水対応へ変更、まずは山側の状況チェック。

山側の居室は、土砂や山崩れの影響を受けるかもしれないということを前提に、全ての方を海側のデイルームへ避難して頂きました。
万が一のことを考えての移動ですので、地震発生時よりも気持ち的に余裕があったようです。

各フロアでの動きの報告は、適宜施設長へ伝達がしっかりと行われていました。次の減災訓練は9月ですが、来月は消防も入った総合火災想定訓練があります。災難は無いに越したことはありませんが「発生する」前提で、普段からトレーニングを積んでいきます。

床下浸水を想定して「土嚢」をよっこらしょ。実際おいてみたら、足りない・・・ということを実感。 ゆっくり避難です いつもの地震想定訓練のクセで、防災ずきんもかぶって頂いてしまったという前のめり感。