新規職員にアザラシが登場か?!(従業者/利用者満足度向上)- 2013-04-18

次世代産業として期待されている介護ロボット事業。しかしながら、まだまだマイナーなイメージがあるのは確かです。

当施設としては、昨年から「介護される側もする側も安楽な介護」をめざし、先進的な素晴らしい設備を導入することで互いの負荷を減らす取り組みをスタートしております。今月は、福祉用具の一つスライディングシート、ペンギンサポート等の導入を始めたところです。移乗リフトについては、来月から本格導入予定。楽しみです。

そんな折り、理事長から「みんなが和やかに、笑顔がこぼれるパロを取り入れてみないか」という提案があり、早速製品デモを実施してもらいました。(製品説明は、長くなりますので今回は割愛致します) 

現在、国内外2500匹が活躍しており、デンマークではパロ取扱いの為のライセンスもあるそうです。抗菌糸で一つ一つ手作りされたパロは、愛くるしい目と鳴き声で、高齢者、障害者、元軍人などなど、さまざまな境遇の方々を癒すスーパーアザラシ。優しくなでられたり、声をかけられると50語まで認識し、人になつく機能となっています。
短時間でしたが、利用者の皆さんに触ってもらい反応を見てみると・・・・

いつもお花をめでているYさまも、パロを見た途端、お顔がニンマリ。
動物に触れ合う機会が無いので、好きか嫌いか分かりませんでしたが、「キューン」という甘えたパロの声に、メロメロ☆

写真をご覧いただくと一見に然り。スタッフの想像以上の反響です。
まず、ふわふわ毛皮のアザラシを見ることも触ることもないため、ロボットとはいえ、そのリアルさに思わず「可愛い!!。撫でたい!!。」という心理が働くようです。

運用方法を検討し、早ければ5月から試行期間三か月スタートしていきます。
パロを通じて、気持ちが落ち着いたり、笑顔が増えるとみんなハッピーになれるかな。 
到着が楽しみです。

ウフフフフッ なでなでしながら、ずっと笑顔のWさま わいわい、ワイワイ。 とにかくパロを通じて会話が弾みます。 「おばあちゃん・・」うるうる目のパロ。