【階層別研修】平成24年度指導者研修を実施しました(育成・キャリアアップシステム)- 2013-02-15

今年度で2回目を迎えた現場責任者対象の指導者研修。今回も2日間に分けて実施しました。この研修は現場を離れ、身だしなみも整えたうえで、様々な「答えのない」課題を投げかけ、導き出す研修会です。特にテーマとして主軸をおいたのは「顧客満足をあげていくには、職員一人一人が自立し、自分で解決する能力をつけ、次世代を育成すること。ただし、育成するには指導者が〝教養”を身につけ、根拠を明確にしなければならない」ということでした。

そして計画された内容はこちら。(2日分)
①【サービスの根幹】顧客満足と介護サービスへ期待されることは何か(続) ※H23年の復習より
②【マネジメント】 ~介護業界の現況を踏まえて~モチベーションを保ちつつ、自己実現へ導くには?
③【マネジメント】 コーチングを身に付けよう
④【柔軟性】 頭も身体もやわらかくなりましょう
⑤【教養】 人間性を磨く(教養)~会社は“人”で決まる~ ※一人3分でプレゼン
⑥【教養】 基本的な判断・区別する基準



写真は③コーチングをみにつけよう から。「褒めちぎってみてください」というロールプレイングでは、みなさん満面の笑み。人の心を和ませつつ、本人自身さえも分かっていない”思い”を一緒に整理しながら導いていく手法は一日にしてならず。今後もロールプレイングを重ね、次の世代たちが元気いっぱい育ってくれるよう、指導者側も努力していきます。

そして、今回の目玉?は「④頭も体もやわらかくなりましょう」。常日頃は機能訓練指導員として職務についているKさんが先生です。全員スーツから体操服に着替え、整列!簡単なストレッチのはずが「ううっ」「まがんない・・」「イテテ・・・」という声が、約1名から発声され、後から写真を見ても大笑いです。
体を動かして温まった後は『瞑想』
照明も消して・・・・(シーン)・・・・・ 雑念を振り払えた人は何人いたのでしょうか・・・・
「今日のお弁当は何かなぁ」「いい音楽だな」等、凡庸な考えが浮かばなかったことを願って・・・
頭も体も柔らかくするには、色んな意味でのストレッチが必要です。やわらか~くして、変化に対応していきたいものです。


<参加者の声>
▽自分がしっかりと目的を持ち取り組んで行かなければと痛感し、又、職員のモチベーションを上げていくためには、教養も高めて行かなければならないので努力していきます

▽普段の業務では思いも付かない発想であったり、視点の置き場であったり、新鮮な学びの場となりました。
もう歳だから?と後退せず、更なる進化に向けて日々成長しなければと感じております。


▽褒めあうことや自分自身(他の職員)のモチベーションがあがる瞬間などのいい意味での気づきが得られたこと、昨年の振り返りをすることで大事なことを再確認したこと、雑誌を介して同年代の教養に対する意識を知ったことなど頷きと驚きの多い研修でした。
「成長」は、自分では分かりずらいものです。例えば「以前はこういう考え方できなかったけど赦せるようになった」という瞬間に感じるくらい。でも、昨年の指導者研修の写真と、今年の写真を見比べると全然違う!と思います。撮り方もあるのでしょうが、皆さんの顔が引き締まっています。一年後は、現在の問題は必ず解決しています。どうにかしてクリアしていくものですよね。
H26年2月はどんな顔をしているのか楽しみです。

ぐいいいっと伸ばします。紺色のひと、ズルしています。 柔らか~く 紺色のひと、腰が高いです。 紺色の・・・ 辛そうです。がんばって~!