【全体】介護技術研修を実施〜安楽な介護を目指して〜(育成・キャリアアップシステム)- 2013-02-03

利用者さまが楽で、快適で、不安なく介護を受ける権利。それを更に向上させるためには、職員(介護する側)も同じ気持ちでケアが出来なければなりません。そこで、1月28日(月)と2月1日(金)の2回に分かれて、「双方に楽な介護技術」を現場に実用化させるための用具説明研修会を実施しました。

上の写真は「スライディングシート」を使った楽な体位移動をしている所です。特養、訪問介護、デイサービスのスタッフが入り混じって実践。これはベット上で、隅に偏ってしまっている方を、体の下に(赤い)シートを入れ、力を使うことなく〝滑らせる”ものです。実際に自分が介護される側になってみると「おお~、簡単に動いた!」介護する側も「うぁ、楽だぁ」と、所々で感想が聞こえてきます。
そして左側の写真。これは「移動リフト」です。体の大きな方を、人間の力で移動させるのは、やはり一苦労。
リフトを使うことで、安全安楽に、ベットから車いす(その逆もあり)へ移動ができます。見た目は、怖そうに見えますが、ハンモックに乗っている感じで、音も静か。一部の利用者さまにお試しで運用してみましたが「全然怖くないよ、大丈夫だよ」というお声を頂いています。

さあ!互いが安楽な毎日となるように、一日ずつ、着実に進んで参ります。

この「ペンギンサポート」という用具を使うと・・・ 普段は、片手で体を支えながら、もう片方の手で何か処置をするため、介護者にとってはツライのですが・・・ これを使うと、くるんと楽に体勢を変えて、柵にマジックテープでピタっと留められます。 オムツ交換や、背面の処置に、とってもやりやすいです。