【階層別研修】平成24年度中堅A研修を実施しました(育成・キャリアアップシステム)- 2013-01-10

入社6年目の職員対象の「中堅A研修」が昨年11月~12月にかけて実施されました。毎日の同じ事業所、職種から“とび出した”業務を経験する事で、一人一人の仕事があってこそ施設運営が成立しているという広い視野を養います。

【研修概要】
・相談員業務と事務局業務の実践
・日勤総括の実践
・サービス提供の仕組みとデイサービスの実践
・リスクマネジメントとは
・地域包括ケアシステムにおける介護老人福祉施設の役割
・仕事(業務)と対価の関係を再確認する
・熱海市の救急実態を踏まえた活動状況(熱海市消防本部の協力)



日頃は特養のケアワーカーとして一生懸命のKさん。今日はデイサービスのケアワーカーとして自立支援を行います。介護の必要性が高い特養の方とデイサービスとの違いを踏まえながら、2日間頑張りました。

本人の感想としては「当然の感想ではあるけれども改めて感じたこと」が数多くあったようです。
(一例)
・自宅があってのサービスなので、レクレーションやコミュニケーションを多くとる場である。特養や短期入所では利用中は施設が自宅。施設だからこそできるサービス、施設でもできるサービスを、より豊かに提供できるようにしたい。

・ご本人の意思をしっかり聞くことが出来る反面、介助の拒否に対して、ご本人に納得いていただけるような話し方が勉強になった。


全事業所が関わってのA研修。全体でフォローアップし、育てていくという社風が無ければ難しいことです。6年目となれば立派な中堅職員。”介護”という仕事が、よりやりがいがあり魅力が感じられるような現場となるよう一役を担ってほしい期待の星たちです。同じ仕事に従事していると、大切なことが見えにくくなってきがち。それをリセットし、更にモチベーションが上がるような研修企画として、来年度につなげてまいります。

救急隊の方に救急法を教えて頂きました。まずは状態を確認し「心臓マッサージ」です。 心臓マッサージをし続けながらも、AEDの準備を同時並行。 実践、実践。