南海トラフに負けない減災対策(レジリエンス 組織づくり)- 2012-08-29

本日、政府の有識者調査会による南海トラフを震源域とした最悪の想定シュミレーションが発表されました。日経新聞 8月29日 記事より

昨年の震災から様々な学びがあるとは思いますが、想定は前提があるため、その前提が崩れると想定外になってしまいます。このシュミレーションを見て、頭では何となく分かっても、怖いと思うだけではリスクマネジメント(減災)にはなりません。

 自然の力の事ですので、人間が科学の力で算出した結果を裏切る事も「想定」しながら、とにかく、生き延び、一日でも早く日本を元の生活に戻さねばならない。

静岡県は、甚大な被害を受けざるを得ない地形にあります。だからこそ、もしもの時に、冷静な対応ができるよう一人でも多くの「防災士養成」という静岡県の取り組みが始まっています。必須講座が7日間、任意講座が三日間。一流の講師を迎えての貴重な教育の場です。

当施設としては、年に一人ずつ養成していくという目標を掲げ、今年度は筆頭者として理事長(施設長)が受講中。大変有意義な内容が多い!とのことです。

そこで、その知識をまとめたものを皆様にお伝えし、 減災につないでいければいいね、ということになりました。微力ながら当ホームページを通じ少しずつレポートしてまいります。

静岡県立大学で行われた講座の一部は「県民公開講座」となり一般の方も参加。