〈初〉指導者研修(1日目)を実施(育成・キャリアアップシステム)- 2012-02-23

経験年数に応じて実施している階層別研修。(新人研修→フォローアップ研修→中堅C研修→中堅B研修→中堅A研修→指導者研修)今年度は最終段階である指導者研修が初めて開催されコーディネーター(進行役)2名を含む14名が参加しました。

◆研修内容(全2日間)◆

【 顧客満足(CS) 】コーディネーター 理事長(兼施設長) ※写真上
顧客満足と介護サービスへ期待されることは何か

【キャリアの導線】コーディネーター 理事長(兼施設長)
育成って?自分たちが“お手本”であるという自覚

【労務管理の基本】コーディネーター 事務局統括 ※写真下
労働法と就業規則~現場管理に最低限必要な知識~



 

顧客満足については「こうしたら満足して頂けるのでは」という推測ではなく、実測となるような仕掛けづくりを構築するために、まずは「介護福祉の質の高さって何でしょうか?」ということからスタート。わかっている“つもり”ではなく、どの点があやふやになっているか、具体的に何をすれば顧客満足を高めることができるのか。
答えとしては「自分の視点ではなく、ご本人(消費者)の視点  で質問をし、 要望を引き出しながら、できること・できないことをお応えする」でした。基本中の基本、意外に忘れてしまっています。初心忘れべからず!

 キャリアの導線については、顧客満足を高めるのは職員(人)である。その人を、いかに育成していけるかが組織力である、という所からスタート。10年後の海光園はどうなっていたい?という問いには、みんなの顔が明るく元気で、大盛り上がり。こうなっていたいという夢を話すとき、人は輝くものですね。
10年後の未来に向かって、今できること・やるべきことが、整理できました。

労務管理の基本では上記のようにシステムや体制を整えられても、社会原則である「ルール」の正しい知識を身につけることを目的に進められました。大勢の職員を統制するためにも必要な就業規則を基本に「このような場合はどのように指南すればよいのか」という具体的なケースを使って、検証していくことができました。

最終日2日目は28日(火)の予定です。


まずは個人で考える時間 個人で考えた後はチームで話し合い。同じ問いに対して、考えたことは十人十色。話し合う時間を創り、異なる考えを揉んでいく過程は人間関係をはぐくむ上でも、大変重要です。 「介護福祉の質が高いとは?」事前に答えた職員アンケートデータを、A/Bチームそれぞれの中で、分類してみたのが、こちら。最終的な分類は全員で紐解いていきました