ご挨拶
今年は事業開始二十五周年、三年一回の介護報酬改定、新型感染症によって影響を受けた四年間も本区切りという節目として、新たな課題解決にむけた前進力が問われる一年になります。
よって、三か年経営ビジョンは「適応と持続」と致しました。前三年間のテーマ「レジリエンスの証明」をふまえ意識したのは日々変動する状況に対し冷静に判断、進捗管理をしながら今やるべき行動に集中することです。未知のことに不安になるのではなく着実に一日一日を安全に完結する日常の危機管理があれば、非常時でも最適な初動で影響を小さく回復を早めることができます。つまり、個人も組織も自己完結型で適応し微調整させながら持続する。これはまさに事業安定の根幹であると考えたことから、今期の三か年ビジョンに選びました。
十年以上前から十年後を見据え、いち早く介護ロボットを導入したオペレーション改革、防災(自然災害、感染症、傷害暴力)、外国人活用(EPA)を同時並行で事業活動に組み入れノウハウを構築してきました。十年後になった今、これらは大きな価値があることとして社会に認知されています。より一層研磨し、価値を持続できるよう推進していきます。
2024年4月 理事長