その方にとって、ぐっとくる一言(これ使ってます(用具))- 2011-10-30

認知症などをお持ちの方との会話で、困ることが多いと感じる方、相手の方にとって「ぐっとくる」一言をお持ちでしょうか?
当園でのケースをご紹介します。
その1
写真のA様は、時折突然の睡魔に襲われることがあり、名前を呼んでも、ご馳走が目の前にあっても、なかなか目を覚ますことができません。そこで、ぐっとくる一言。

「Aさん、お父さんが帰ってきましたよ!」
するとどうでしょう。ビクっとされて、その後は眠ることもなく、覚醒されていました。

さらにもう一つ、別のケース。
その2
昼食の時間に、いつもはニコニコして穏やかなB様が、珍しくご立腹。
声をかけても、箸に手を付けようとしません。
どうしたものかと考えあぐねていたところ、職員Yさんの、ぐっとくる一言。
「Bさん、仏様にお出ししてきたから、食べても大丈夫ですよ。」
すると気分が良くなったのか、箸を持って、B様は食べ始めました。

その方が過ごされてきた環境や大事にされてきた事・物を把握し
介護する側もイライラすることなく、無理のない自然な形で
ケアができることが理想。

その方にとって ぐっとくる一言。見つけられると良いですね。

技術も大事です が(写真:吸引の練習) 認知症という病気を知り 寄り添えあえる関係も大事です。