足首を動かそう!(安全らっく楽(方法))- 2011-02-26

当園では朝の体操が習慣となってきていますが、最近は足首の運動に力をいれています。力をいれているといっても難しい動きや特別な運動をする訳ではないのですが、毎日「みんなでがんばろうね」と声をかけあいながら少しずつコツコツと続けるようにしています。

足首の運動については椅子に深く腰掛けた状態で

① 踵をあげてつま先立ちになる
② 踵をついてつま先を上げる
③ 片足ずつ足をあげて足首を回す


という3点をゆっくり時間をかけて10回ずつ程度、ほかの運動を合わせて毎回実施していますが、動かしていくうちに少しずつ足の先の方からじんわり温かくなっていくのを感じることができます。また血のめぐりが良くなることでむくみが解消してきたり、足首を動かして関節のやわらかさを保つことで立ったり座ったりという動作や立ち上がったあとにバランスをとる動作が楽になってくることも実感できるはずです。

ただし、③の運動についてはちょっとだけ注意点があります。膝や肘などの目につきやすい関節と比べてどうしても忘れがちになってしまう足首の動きだからこその問題なのですが、足首を回してみようとした時につい足全体をぐるりぐるりと大きく回してしまう方が多いです…残念ながらこれでは足首の運動にはなりません。

動かし始めは慣れないので上手につま先で円を描くことは難しいですが、ゆっくり少ない回数からでもいいです。描くのは円ではなくて三角形や四角形でもいいです。足首やつま先の動きに意識を集中して関節を動かすようにしましょう。

座っている時、お風呂の中、布団の中でもできる運動です。毎日少しずつ足首を動かして毎日を元気にお過ごし下さい。