健やかな肌を保ちましょう(これ使ってます(用具))- 2011-01-14

冬季は空気が乾燥し、お肌もカサカサ。気をつけないと湿疹が出来てしまったりシワが増えたりしてしまいますね。皮脂が少なくなっているご高齢者の方の場合、毎日入浴するのは逆に肌を傷めてしまいます。また体調によっては体力を消耗することになりますので、週に2~3回の入浴が適しているでしょう。

そしてお風呂タイムは『入浴剤、シャンプーリンス』
にもこだわりたいもの。でも自分で外出はできないという方に現在、当園で使っているものをご紹介いたします。(右写真は業務用詰め替え) これは昨年、現場担当者が三社ほど使い比べて決定した製品です。

<決定ポイント>
・成分が肌に優しい(パームエキス、アロエエキス、お茶エキス)
・泡切れが良く、洗い上がりもしっとりする
・香りがお茶(ハーブ)で心地よい

入浴に関する製品は、「介護される側」だけでなく「介護する側」にも重要な物です。どういう点が?と思われるかもしれませんが、“洗う”という行為は手肌が荒れます。特に介護施設などでは、多数の方が同日に入浴されるため職員の使い心地も重要です。ちょっぴり価格が高くとも、ご自身・介護する方、双方に優しい製品であれば後悔は生まれないことでしょう。

次に『体を洗う道具の素材』は何を使われていますか?当園では「コットン100%タオル」を使っています。やはりこの柔らかさが一番。化繊は必要な油分を取り過ぎ、皮膚の薄くなった肌を傷つけやすい為、長さもあり泡立ちも良いタオルがお勧めです。

以上のような点を参考に、冬季も健やかなお肌でお過ごしください。

※当ホームページで紹介している製品は、メーカーとの関わりは一切ございません。介護のプロ視点からのアドバイス(例)として使用しております。ご了解ください。